スタッフブログTextbook of renovation
2025.11.10

【宇都宮スタッフブログ】修繕積立金と管理費のバランスでわかる、将来安心な物件の見抜き方

こんにちは。

宇都宮市 中古住宅リノベーションの365リノベ宇都宮宝木スタジオ 吉田です!

今回のテーマは「修繕積立金と管理費のバランスでわかる、将来安心な物件の見抜き方」です!

中古マンションを購入する際、つい「間取り」や「立地」ばかりに目が行きがちですが、
**実は将来の安心度を左右するのが「管理費」と「修繕積立金」**のバランスです。
ここを正しく見極めることで、「買ってからの後悔」を防ぐことができます。


✅ 1. 管理費と修繕積立金の役割を理解しよう

  • 管理費:共用部の清掃・管理人・電気代など、日々の運営に使われる費用

  • 修繕積立金:外壁補修や屋上防水など、大規模修繕のための貯蓄

この2つは「今の快適さ」と「将来の安心」を支える、マンションの生命線です。


✅ 2. 理想的なバランスは「修繕積立金:管理費=1:1〜2」

一般的に、修繕積立金が管理費の半分以下だと将来が少し心配。
築年数が進むと修繕工事が増え、積立金が追いつかず“値上げリスク”が出てきます。

例:

  • 管理費:12,000円/月

  • 修繕積立金:6,000円/月 → やや低い

  • 修繕積立金:10,000円/月 → 理想的


✅ 3. 「安すぎる積立金」は注意サイン!

修繕積立金が月3,000〜5,000円など極端に安い場合、
将来の大規模修繕で一時金(数十万円)が発生するケースも。
長期修繕計画を確認し、「積立が現実的な額か」をチェックしましょう。


✅ 4. 築年数別の目安を知っておくと安心

築年数 修繕積立金の目安(月額) ポイント
築10年未満 5,000〜8,000円 初期は少なめでもOK
築10〜20年 8,000〜12,000円 徐々に増額が理想
築20年以上 12,000〜18,000円 定期的に修繕が必要な時期

👉 築年数と積立額のバランスを見ると、管理組合の計画性が見えてきます。


✅ 5. 管理費が高いマンションも悪いとは限らない

管理人が常駐・設備が多い(オートロック・宅配BOXなど)マンションでは、
管理費が高めでも「快適さ」を維持するための投資と考えられます。
重要なのは**“支払額に見合った管理がされているか”**です。


💡 まとめ

中古マンションの“安心度”は、数字にも表れます。
修繕積立金と管理費のバランスを見れば、
そのマンションが将来も無理なく維持できるかどうかが見えてきます。

築年数や間取りだけでなく、
📊 「毎月の積立・管理のバランス」をチェックする。
それが、賢い中古マンション選びのコツです。

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