リノベーション事例Renovation Case

#20

お互いを尊重しながら快適に過ごせる、和モダンの住まい

М様
住居者構成：家族（大人二人）
物件種別：戸建て
Taste / JAPANESE MODERN

『使いやすい間取りで、ゆっくりくつろげる家』を望まれていたМ様ご家族。戸建てリノベーションによってその希望を実現した住まいは、家事がスムーズにこなせる動線を整え、お互いのプライバシーを尊重しながらも、コミュニケーションが取りやすい理想的な住まいとなりました。

リノベーションのきっかけ

築38年の戸建ては、各部屋が個室に分かれている造りになっていたため、生活動線を重視した使いやすい間取りにしたいと考えたМ様ご家族。自分たちが暮らしやすいように住まいを一新しようと、リノベーションを決意されました。
М様ご家族が理想とする『使いやすい間取りで、ゆっくりくつろげる家』を実現するためのプランニングが始まりました。

使いやすさと心地よい距離感の、回遊できるLDK

独立していた和室とキッチンを一体化し、広々とした開放感のあるLDKにしました。リビングとダイニングキッチンはTV背面の壁で緩やかに仕切ることで回遊動線ができ、リビングは家族がくつろぐ場として、ダイニングキッチンは食事や家事を行う場として、それぞれ好きな時に使い分けができる空間に。
また、キッチンにはたっぷりの収納スペースを設け、М様とお母様がどちらも使いやすいようしました。ダイニングスペースにはベンチを設置し、М様が座って新聞を読んだり、お母様が編み物をしたりと、日常的に利用しやすい場となりました。さらに、М様がダイニングテーブルで仕事の資料を広げて作業するときも、お母様が気兼ねなくリビングで寛ぐなど、お互いのプライバシーを尊重しつつも回遊しやすい動線によってコミュニケーションが取りやすく、それぞれが快適に過ごせる住まいとなりました。

TV背面の壁が空間を程よく仕切りつつ、一体感を感じられる開放的なLDK。
多目的に活用できるベンチを備えた、ゆとりあるダイニングキッチン。

家事をスムーズにする間取り

生活動線を重視した使いやすい間取りをご希望だったМ様ご家族のために、玄関から手洗い場、LDKへと家事動線がスムーズな間取りにして、家事の効率化を実現しました。買い物から帰宅した際、すぐに手を洗い、そのままキッチンや収納スペースに荷物を片付けることができます。
また、浴室の隣にランドリールームを設けることで、天候に左右されず、洗濯機から直接室内干しが可能に。乾いた洗濯物は、造作した机でアイロン掛けまでスムーズに済ませることができます。
さらに、キッチンやリビングに加え、玄関ホールや各部屋にも多くの収納スペースを設置。片付けがしやすく、家事が効率よく行える住まいが完成しました。

玄関からキッチンに続く動線に収納スペースを配置して、片付けやすい間取りに。
室内干しからアイロン掛けまでスムーズにこなせる、機能的なランドリールーム。

和モダンの魅力を活かした、機能性とデザイン性が融合した住まい

TV背面の壁自体がアクセントウォールになっており、М様のお好みであるすっきりとした和モダンのテイストに仕上げました。あたたかみのある木材と落ち着いたネイビーのタイルを組み合わせた造作の洗面台も、日常の使い勝手を重視しながら、デザイン性にもこだわりました。

「明るく開放的なLDKが実現し、とても快適に生活できています。特に、回遊できる動線が気に入っています。また、収納スペースが増えたことで、片付けがしやすくなりました。本当にありがとうございました」とМ様ご家族の理想を叶えたリノベーションとなりました。